芝大神宮は都会のド真ん中に位置し、その周囲を巨大なビル群の覆い隠されていることから中々、人目につきにくいのですが、ヒッソリと少量地ながら、現在も佇んでいます。
見た目的にあまり有名な神社には見えないのですが、平安時代に創建されたという由緒ある歴史を持つ神社です。
そしてさらになんと!芝大神宮では当社オリジナルの御朱印帳も授与されており、その種類もいつくかありんす。
以下ではこの芝大神宮の御朱印帳の「種類(サイズ)・値段・授与時間(営業時間)・授与場所・混雑具合についてご紹介しています。
なお、デザインや金額は変更になることがありますので、最新情報をご確認ください。
芝大神宮の御朱印帳一覧
芝大神宮では現在、以下、5種類の御朱印帳を授与されていますが、このうち3種類がオリジナルの御朱印帳、2種類がそれ以外の御朱印帳になります。
詳細は以下をご覧ください。
日光杉並木古材の御朱印帳
- サイズ:18cm×12cm
- 初穂料(値段):2,500円(御朱印込み)
- 蛇腹式
- 表紙材質:杉材(栃木県日光杉並木古木)
御朱印帳のサイズは18㎝×12㎝なので大判の御朱印帳になります。現今、一般的にはお寺の御朱印帳のサイズは18㎝×12㎝。
神社で頒布されている御朱印のサイズは16cm×11cmになります。芝大神宮の御朱印帳の中で唯一、大判サイズの御朱印帳がこの御朱印帳になります。
サイズが後述の4種類と異なるのでご注意ください。
御朱印の書き手の方は寺社関係なく、基本、御朱印帳のサイズに合わせて記帳していただけますが、見栄えやダイナミックさにコダワリを持つのであれば大判の御朱印帳をご購入してみてください。
お寺の御朱印帳が大きい理由
そもそもお寺の御朱印帳が大きい理由は、お寺には「〜札所めぐり」などの霊場巡りなどがあり、比例して押印する朱印の種類も多く、必然的に押印する箇所が増えてしまうことから、神社のものよりも大きいサイズで謹製されています。
大判サイズにすればそれだけスペースにゆとりができ、書き手も書きやすく、見栄えもグッと良くなることから、寺院では大判の御朱印帳が一般的になっています。
御朱印帳のサイズに関しての詳細は当サイトで後述する別ページをご覧ください。
東京十社めぐりの御朱印帳(杉の木製)
- サイズ:16cm×11cm
- 初穂料(値段):2,000円(御朱印込み)
- 蛇腹式
- 表紙材質:杉材
「東京十社めぐり」とは、「東京十社会」が企画運営する「御朱印めぐり」のことです。
東京十社とは、明治天皇がお定めになられた東京近郊に鎮座する准勅祭社12社の総称であり、現今、10社になったことから1975年(昭和50年)に「東京十社」という名称を新たに付しています。
東京十社一覧
日枝神社・根津神社・神田神社・白山神社・亀戸神社・品川神社・富岡八幡神社・王子神社・赤坂氷川神社・六所神社・鷲宮神社・芝神明宮(芝大神宮)
外された2社とは?
上記、12社はかつて明治天皇直々に1868年(明治元年)に「准勅祭社(天皇の勅使が幣帛を携えて下向するほどの天皇が支持する神社)」と位置付けられましたが、3年後に准勅祭社制度が廃止になります。
そこで、1975年(昭和50年)に執り行われた昭和天皇即位50年記念を奉祝して、准勅祭社12社の代表が協議した末、距離の離れた「府中町六所宮」と「埼玉県久喜市の鷲宮神社」の2社を除外して、新たに23区内の10社を巡礼する「東京十社巡り」が立ち上げられることになります。
東京十社めぐりの御朱印帳(紫の布帛)
- サイズ:16cm×11cm
- 初穂料(値段):1,700円(御朱印込み)
- 蛇腹式
- 表紙材質:布帛
上記、木製の和やかな色合いとは裏腹に、気品のある落ちついた風合いの紫色の御朱印帳になります。
同様に芝大神宮のオリジナルのものではなく、東京十社会が企画販売していている御朱印帳になりんす。
したがって東京十社の授与場所に行けばこれら2種類の御朱印が授与されていることになりんす。
注意点
こちらの御朱印帳は現在、頒布されているかは分かりません。現地にてお確かめいただくか、芝大神宮へお問い合わせしてみてください。
白のバロック模様の御朱印帳
- サイズ:16cm×11cm
- 初穂料(値段):1,800円(御朱印込み)
- 蛇腹式
- 表紙材質:布帛
白銀の雪国の銀世界をイメージさせるような冷ややか且つ、涼しげな色合いの芝大神宮オリジナルの御朱印帳です。
クソ夏い暑に持ちたくなる御朱印帳です。ヒュ〜
オモテ表紙に金文字の筆書き調で「御朱印帳」「芝大神宮」と書かれています。
これから、いぶし銀を醸したい人向けのシブい大人の御朱印帳です。
ちょっとそこのメンズ!君にピッタリ。この御朱印帳お1ついかが?
千木筥・生姜(ショウガ)柄の御朱印帳
- サイズ:16cm×11cm
- 初穂料(値段):1,700円(御朱印込み)
- 蛇腹式
- 表紙材質:布帛
上述したように左側(オモテ表紙)には芝大神宮の名物「千木筥」が描かれています。右側(ウラ表紙)に描かれているのは「ショウガ(生姜)」です。
ショウガが描かれている理由は、この芝大神宮がかつて鎮座していた場所の周囲が生姜畑だったことや、その生姜畑で獲れた生姜を「生姜市」と称して売っていたことに由来しています。
なんでもこの生姜を食べると風邪をひかないとか。
ちなみに千木筥と生姜にはちょっとした関連性があり、一条天皇の治世の頃、天皇の供御(くご/天子の食べ物)として生姜をこの千木筥に入れて供していたようです。
千木筥の意味や由来に関しては下記ページをご覧ください。
御朱印帳はどこで・いつ買える?「授与場所と授与時間(営業時間)」
授与場所
- 芝大神宮境内の社務所(授与所)
授与時間
-
社務所受付:9時〜17時
- 御祈祷受付:9時〜16時30分
公式サイト
社務所の場所(地図)
混雑状況・混雑回避策
芝大神宮の境内は平時の土日祝はスッキリと景色が見渡せるほど空いています。
したがって窓口が混雑することは、ほぼありません。
待ち時間があったとしても10分〜15分程度です。
上掲の写真は日曜日昼下がりの境内の様子です。
ただ、これがGWやシルバーウィークなどの連休や、例大祭(9月11~21日/だらだら祭り)になるともう少しかかるとは思われますが、それでも待って20分を見込んでおけば良さそうです。
ただ、正月三が日は覚悟が必要です。連休よりも待ち時間がかかると考えて30分くらいでしょうか。
芝大神宮は番号制ではなく、対面での授受となり、その場で並ぶスタイルになりますので、列に並ぶことになります。
少しでも混雑を避けたい!
芝大神宮は平時はそれほど混雑はありませんが、連休や正月三が日の混雑回避としては以下のような対策を参考までにご紹介しておきます。
- 開門から9時30分頃までに訪れる
- 正月、ゴールデンウィーク、お盆などの連休を避ける
- 例大祭、桜、アジサイ、紅葉時期や芝公園でのイベントなど、芝大神宮が混雑する時期を避ける
- 特別な行事・祭礼がある日を避ける
【豆知識】御朱印帳の歴史や由来
寺社をめぐって御朱印を集めるのがブームとなっていますが、あなたは御朱印帳についてどれくらいご存知でしょうか。
以下のページ↓では、御朱印帳の大きさ(サイズ)や保管方法、歴史について詳しくまとめていますので、これから御朱印集めをされる方は、ぜひ!ご一読ください。
芝大神宮の授与品に関連する記事一覧
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