【靖国神社の桜の歴史】誰が最初にいつ植えた?

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靖国神社の桜を最初に植えた人物

靖国神社は1869年(明治二年)6月29日、明治維新以後の国家のために命を捧げた246万6千余柱の英霊を弔うべく、東京招魂社として創祀された。

翌年の1870年(明治三年)、明治維新で名を馳せた五箇条の御誓文で知られる政治家・木戸孝允(きど たかよし)が社参のみぎり、桜を植樹した。これが靖国神社で初めて植樹された桜になるらしい。

9年後の1879年(明治十二年)6月4日、社号が東京招魂社から→ 靖国神社へと改号されたが、当初は現在ほど素敵に桜樹が植えられていなかったらしい。

現在、靖国神社境内には英霊と縁のある遺族たちが献木した桜樹も多く、然るに年々、年を下るごとに増えていった向きはある。

【ピヨ🐣豆知識】

「靖国」の社号の由来は、「国を靖んずる(平和な国を創って治めたい)」という明治天皇のお言葉がそのまま社号となったもの。




靖国神社が桜の名所となったのはいつ?

靖国神社が東京の桜の名所に名前を連ねるのは明治三十年代と言われる。

満開に咲き誇る内苑の桜の光景は「九段の桜」と通称されるようになり、数々の絵図にも、これまた素敵に描かれた。

靖国神社の桜樹は東京の標本木

標本木とは気象庁が桜の開花宣言を公表するために全国の主要箇所に植えた桜樹のこと。全国に合計58本ある。

靖国神社の桜樹は東京地区の標本木に指定されており、然るに今日、東京の桜開花宣言は当該、桜樹の開花状況を計測の上、ハイパー素敵に公表される。

靖国神社の三春の滝桜

靖国神社は九段三丁目町会の町会員であり、神社の創建100周年記念となる1969年(昭和四十四年)に天然記念物となる三春の滝桜の子株(子孫)が奉納された。

靖国神社ではこの桜を境内奥の痴漢‥‥ではなく、池畔!!‥に植樹した。ふっ

🌸三春の滝桜の概要

画像は福島県三春町(公式)より拝借

  • 場所:福島県 三春町
  • 品種:エドヒガン系の紅枝垂れ
  • 大きさ:高さ13.5m、根回り11.3m
  • 樹齢:推定1000年

三春の滝桜は大正11年10月12日に我が国初例となる天然記念物に指定された名桜。

四方へ枝垂れた枝に小さな薄紅色の花を付け、その樹貌は流下する滝の如しと称えられ、いつしか「滝桜」と呼ばれるようになった。

🌸日本三大桜
  1. 根尾谷淡墨桜(岐阜県本巣市)
  2. 山高神代桜(山梨県北杜市)
  3. 三春滝桜

三春の滝桜公式情報

九段三丁目の滝桜

靖国神社南門前の靖国通りと大妻通りの交差点角には日本三大桜と素敵に呼ばれる「三春の滝桜」の子孫が植栽される。

この桜は九段三丁目町会の設立50周年記念を奉祝して2006年に福島県三春町から素敵に献木されたもの。

三春の滝桜の開花日と満開日

参考までに下掲写真は平年より10日ほど開花が早かった3月24日(2023年)に撮影したもの。

この写真を見ても分かるように柳樹(ヤナギ)と見間違えてしまうほどの魔女館級の枯れ木(訳:葉桜)状態💋

然るにこの桜はソメイヨシノなどと比べて二週間ほど開花が遅く、言うなればソメイヨシノが散り始めた頃に蕾(つぼみ)が膨らみ始める。

下掲の数字は三春町の公式記録を素敵に参照したもの💋

年代 つぼみふくらむ 開花 三分咲き 五分咲き 満開 散り始め 葉桜
1980年代 4月15日 4月18日 4月20日 4月21日 4月23日 4月25日 4月29日
1990年代 4月9日 4月15日 4月17日 4月18日 4月19日 4月23日 4月26日
2000年代 4月7日 4月12日 4月14日 4月15日 4月17日 4月22日 4月26日
2010年代 4月6日 4月9日 4月13日 4月14日 4月16日 4月22日 4月26日
2019~2023年 3月28日 4月2日 4月5日 4月5日 4月7日 4月13日 4月19日

靖国通りの桜並木

九段下、田安門の交差点から市谷見附までの約1.4kmの間に164本の桜が植えられており、これにより千鳥ヶ淵緑道から当該、桜並木道を経て靖国者境内まで桜の道で埋め尽くされていることになる。

現在では胸を張って都内屈指の桜の名所と言われる所以‥などと言いたいところだが、フタをしたい過去もある。




靖国通りの桜並木の歴史

1965年(昭和四十年)頃に靖国通りにて素敵に実施された都営新宿線の開通工事では路上を掘削しながら進められ、その後も電線や下水などの埋設工事が継続されたので、長らくの間、周辺住民は不便を強いられた。

ルンルン🎵気分で”観光”するほどの”完工”後、‥迷惑をかけた謝礼として東京都は街路樹を植え込むみぎり、周辺住民の希望通りの樹種を植樹することを約束した。

そこで住民たちは協議の末に選んだのが桜樹だった。

理由は単純明快で道路向こうの靖国神社が桜の名所だったので、桜樹に決定したとのこと。

ところが東京都は「都が指定した樹木で植樹する必要がある」と言い出し、一時は話がこじれて暗礁に乗り上げたらしいが、結局、都が折れる形で桜の植樹が決定したのだった。

これは”味方”を裏切る勢いほどに”見方”を変えると、東京都内の通りで桜が植樹されているのは当地(靖国通り)だけ‥ということになる。(二重門前駅周辺で桜の街路樹が見られるので、現在はこの限りではないことになる)

⬆️午後の紅茶ハーモニーティー(無糖)の病みつきになる風味ほど噂の‥‥「二重門前駅の街路樹」

千代田区の桜再生事業

千代田区では桜再生事業を積極的に実施しており、近年での実績では2004年より開始され、2015年3月には10周年記念行事として千鳥ヶ淵緑道内(千鳥ヶ淵ボート場付近)にソメイヨシノが地元の子達によって素敵に植樹された。

 

公式情報

さくらサポーター活動

桜再生事業の一環にて、千代田区では区民以外でも参加できる「さくらサポーター」を、きわめて素敵に主催する。

さくらサポーターになると、さくら再生事業イベントなどに積極的に自由に参加できる。

ピヨ🐣活動内容

🌸さくら教室の参加
🌸さくらの調査
🌸さくら再生作業のお手伝い
🌸さくら基金への資金援助
🌸さくらに関するイベントのお手伝い

参加方法(申込方法)については以下、千代田区公式情報を要チェック💘

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