靖国神社「正式参拝(昇殿参拝)」の申込方法・玉串料・参拝の流れなど

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靖国神社「正式参拝(昇殿参拝)」の申込方法・玉串料・参拝の流れなど

以下では、靖国神社「参集殿」で申し込める正式参拝(昇殿参拝)について、申込方法、玉串料(初穂料)、参拝の流れなどを詳しくご紹介します。

靖国神社「正式参拝(昇殿参拝)」の申込方法・玉串料(初穂料)・受付時間など

靖国神社では、正式参拝(昇殿参拝)の申込みを随時受け付けています。

予約は必要なく、直接参集殿で申し込みます。

祭典や行事の都合で実施できない場合もありますので、希望する日時が決まったら、事前に電話で確認しておくと安心です。

正式参拝の内容・玉串料(初穂料)・所要時間

  • 内容:お祓い、祝詞奏上、玉串拝礼(玉串奉奠)
  • 初穂料:志納。1人につき2,000円以上が目安
    ※団体の場合は1人につき1,000円以上。
  • 所要時間:約40分
正式参拝の申込方法

  • 参集殿受付で直接申込み。

※団体参拝の場合はホームページからでも申し込みできます。

参集殿入口(正面玄関)
正式参拝の受付時間

  • 3月~10月:8時~16時30分
  • 11月~2月:8時~16時

※春秋の例大祭、みたままつり、正月など、祭典・行事により受付時間が異なる場合があります。

正式参拝に関するお問い合わせ先(靖国神社社務所祭儀課)

靖国神社「正式参拝(昇殿参拝)」の服装

画像印象元:靖国神社Instagram「靖國神社にまつわる150のこと」

正式参拝に服装の決まりはないので、わざわざスーツや礼服を着る必要はありませんが、露出の多い服は控えることになっています。

ですので、袖のない服や極端に丈の短いスカート、ハーフパンツやショートパンツは避けるのが無難です。

なお、正式参拝に限らず、神前では脱帽するのがマナーです。

靖国神社「正式参拝(昇殿参拝)」の流れ

①正面玄関から参集殿に入り、靴を脱いで靴箱に入れる

参集殿から本殿にかけてはバリアフリー構造となっており、持参または参集殿で借りた車椅子で移動できます。

また、本殿内に椅子を用意してもらうこともできますので、正座するのは大変という方は、その旨お伝えください。

参集殿の靴箱
②受付で申込用紙に必要事項を記入し、玉串料(初穂料)を納める

玉串料は、のし袋や白封筒に入れて持参します。(後述)

③手水鉢で手口を清める

参集殿から本殿へ向かう際に手と口を清める手水盤(てみずばん)は、1869年(明治2年)、靖国神社創建の年に、津藩(現在の三重県津市に置かれた藩)から奉納されたもので、150年に渡って使用されています。

当初は、神門前に置かれていましたが、1940年(昭和15年)、大手水舎が完成したことで、参集殿から回廊へ向かう途中の場所に移されました。

画像印象元:靖国神社Instagram「靖國神社にまつわる150のこと」

④神職の案内に従い、回廊を進む

参集殿と本殿は回廊でつながっています。

右が参集殿、左が回廊

※靖国神社では、中門鳥居内の写真撮影は禁止となっています。当サイトの写真は、お借りしたものです。

⑤祓所でお祓いを受ける

本殿手前には、祓所(はらえど)と呼ばれる場所があります。

既に水で手口を清めていますが、ここでは神職により祝詞奏上などが行われ、心身の穢れ(けがれ)が払われます。

⑥本殿で神職による祝詞奏上が行われた後、参列者代表が玉串を捧げる

参拝者が複数いる場合、玉串奉奠(たまぐしほうてん)は代表者が行います。

その後、一同で拝礼します。

⑦本殿から退出し、回廊でお神酒と神饌を受ける

いただいたお神酒は、本殿に向かっていただきます。

神饌(しんせん)は神の供え物で、それを下げて参拝者に分けるので、参拝後に参拝者が受ける神饌は「お下がり」とも呼ばれます。

手水の仕方(方法)

本殿に行く前に、以下の手順で、手水(てみず/ちょうず)で手と口を清めます。

手水舎で手口を清める手順

①右手で柄杓(ひしゃく)に水を汲み、左手にかけ清めます
②杓子を左手に持ちかえて、右手に水をかけ清めます
③再び柄杓を右手で持ちその水を口に含みすすぎ清めます
④もう一度左手に水をかけます
⑤柄杓を建てて柄に水を流してから、元の位置に正しく柄杓を伏せて戻します


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玉串奉奠の仕方(方法)

①玉串は、右手で榊の根元を上から持ち、左手で榊の葉を下から支え、胸の高さに持ちます。

②玉串を受け取ったら台の前に進み小さく一礼します。

③玉串の先を時計回りに立て、祈念します。

④さらに玉串を時計回りに回し、根元をご神前に向け、台にお供えします。

⑤姿勢を正して、深く二礼します。※二礼

⑥胸の高さで両手を合わせ、右手の指先を少し引き(下にずらし)、二回手を打ち、右手を元に戻します。※二拍手

⑦もう一度深く一礼します。※一礼


⑧最後に小さく一礼し、ご神前から下がります。

神前に玉串を捧げる「玉串奉奠(玉串拝礼)」を行う姿勢は、起立でも、正座でも構いません。

また、玉串奉奠の順序を詳しくご説明しましたが、不慣れな方はあまり難しく考えず、「手に持った玉串を時計回りに回して、枝の根元を神前に向けて供える」ということと、神社で拝礼する際は「二礼・二拍手・一礼」であることが頭に入っていれば、問題ありません。

当日は、神職の方が教えてくださいます。

詳しい作法については、靖国神社ホームページの動画もご確認ください。

玉串とは?「語源と由来」

玉串とは、榊(さかき)の枝に木綿(ゆう)か紙垂(しで)を付けたもので、語源には以下のような複数の説があります。

  • 「玉」は人の魂、「串」は常緑の榊を意味する
  • 「手向串(たむけぐし)」が転じて玉串になった
  • 本来は玉を竹串に付けたものだった

玉串は、本来、参拝者自らが持参して供えるものでしたが、現在は「玉串料」を納めることで玉串を奉納する代わりとする場合が多くなっています。

玉串の由来は、神霊を迎える依り代(神が宿るもの)とされます。

そこに祈る気持ちを込めることで、神と人が結ばれるのです。

なお、玉串に使われたり神棚に飾られたりする緑の葉をつけた枝は、ご紹介した通り「榊」という木の枝です。

榊は、神と人との境界を表す「境木」、あるいは、常緑で繁栄を象徴する「繁(栄)木」などが語源とされます。

木偏に「神」という文字自体からもうかがえるように、昔から神が宿る依り代とされ、神道にとってなくてはならないものでした。

玉串料(初穂料)の納め方

靖国神社で正式参拝(昇殿参拝)を申し込む際には、申込用紙に必要事項を記入して提出する際に、玉串料(初穂料)を納めます。

金額は「志納」で、個人の場合は1人あたり2,000円以上が目安です。

お札は、財布や封筒から取り出して直接渡しても悪くはありませんが、のし袋または白封筒に入れてお渡しする方が丁寧です。

玉串料をのし袋で持参する場合(表書きと水引の種類)

のし袋には、「御玉串料」「玉串料」などと表書きし、下段には参拝する人の氏名や団体の名前などを書きます。

また、内袋には「金 弐千円」などと、玉串料の金額を書きます。

のし袋の場合、水引は紅白で、蝶結びまたはあわじ結びのものを使用します。

蝶結びは、何度も結び直せることから、「おめでたいことは何度あっても良い(何度でもあってほしい)」という意味があります。

あわじ結びは、末永いお付き合いを祈るという意味があり、一般的な慶事、弔事などに用いられます。

あわじ結びの水引

正式参拝の場合、御祭神との結びつきが今回限りではないことを表すため、結婚式の御祝儀に使うような「結び切り」の水引ののし袋は用いません。

【補足】靖国神社「参集殿」について

参集殿には、正式参拝(昇殿参拝)および各種祈願を申し込む個人・団体のための受付けや控室があります。

また、御朱印御朱印帳を授与している朱印所もあります。

正式参拝(昇殿参拝)や祈願を申し込む場合は、遊就館と中門鳥居を結ぶ小道沿いの入口(正面玄関)から、参集殿に入ります。

参集殿の正面玄関

御朱印の受付窓口は拝殿手前にあり、参集殿に入る必要はありません。

朱印所脇にも出入口がありますが、通常は閉鎖されています。

朱印所

靖国神社「参集殿」の歴史(由来)・特徴など

読み方

  • さんしゅうでん
再建年

  • 2004年(平成16年)
建築様式(造り)

  • 入母屋造、2階建て
屋根の造り

  • 銅板葺

現在の参集殿は、2004年(平成16年)に、靖国神社創建130周年記念事業の一環で改築されたものです。

エレベーター、床暖房、多目的トイレなどを完備したバリアフリー設計の建物となっています。

目の前から見上げただけではわかりにくいですが、航空写真を見ると、屋根が同じ形をしているので、拝殿と同じ入母屋造りの建物だということがよくわかります。

ただ、参集殿は2階建てで、1階と2階の間に庇のようなものがぐるっとついているので、屋根が二重に見えます。

靖国神社「参集殿」の場所

参集殿は拝殿の右手前にあります。

正面玄関は、中門鳥居から遊就館へ向かう道の途中にあります。

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